僕が生涯好きでいる人
僕は中学校から高校までの六年間、一人の女性に片思いをしていました。彼女と出会ったのは中学一年の春でした。入学式の日、周りに一人も知り合いがいない教室の中、初めて僕にはなしかけてくれたのが、彼女でした。当時の僕は思春期という時期の真っただ中で女子と会話するのが苦手で、今思い返しても恥ずかしいくらいしどろもどろな話し方でした。けれど、彼女は何一つ僕を馬鹿にすこともなく笑顔で会話してくれました。それからというもの、毎日毎日彼女のことばかり考えていました。しかし、中二の夏にある事件が起こりました。彼女に彼氏ができたのです。今まで失恋とい経験のなかった中学生の僕にとって、それはとてつもなく衝撃的な出来事でした。その日から一年間半、中学を卒業するまで僕は一度も彼女に話しかけることはできませんでした。そして高校に入学。彼女は当時の彼氏と別れ、僕と同じ高校にいました。僕は決心していました。高校の間に必ず彼女に告白すると。そう決心してからの僕は積極的でした。まずアドレスを聞いて、週に2回はメールしました。食事にも誘いました。そして、それから一年後、彼女にメールで告白しました。結果は当然ダメでした。
